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ドバイ、渋滞解消に「空飛ぶタクシー」 米ジョビーが26年サービス開始

2025年07月02日(水)11時58分

 米新興企業ジョビー・アビエーションは6月30日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで、完全電動の空飛ぶタクシーの初の試験飛行を実施した。同日撮影(2025年 ロイター/Amr Alfiky)

[ドバイ 1日 ロイター] - 米新興企業ジョビー・アビエーションは6月30日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで、完全電動の空飛ぶタクシーの初の試験飛行を実施した。交通渋滞回避のための新たな移動手段としての実用化に向けた一歩となる。

ジョビーは24年にドバイ道路交通局との間で、今後6年間空飛ぶタクシーをドバイで独占的に運用する契約を締結。26年にもサービスを開始する予定だ。

ドバイで交通渋滞が激しさを増す中、ジョビーは空飛ぶタクシーが既存の陸上輸送の混雑を緩和し、より迅速な移動手段となることを期待している。

同社UAEゼネラル・マネジャーのアンソニー・コーリー氏は「人々の通勤手段を変えたい」と意気込む。

現在、ドバイ国際空港(DXB)から人工島「パーム・ジュメイラ」までの所要時間は車で45分。ジョビーによると、空飛ぶタクシーを使えば約12分に短縮できる見込みだ。

ロイター
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