ウクライナのオデーサにドローン攻撃、1人死亡・14人負傷

ロシアの無人機(ドローン)が夜間にウクライナの黒海沿岸都市オデーサを攻撃し、1人が死亡、少なくとも14人が負傷した。地元当局と検察が20日明らかにした。オデーサで20日撮影。提供写真(2025年 ロイター/Press service of Odesa City Council)
[キーウ 20日 ロイター] - ロシアの無人機(ドローン)が夜間にウクライナの黒海沿岸都市オデーサを攻撃し、1人が死亡、少なくとも14人が負傷した。地元当局と検察が20日明らかにした。高層ビルや鉄道インフラも被害を受けた。
オデーサ州のキペル知事は通信アプリ「テレグラム」で、住宅や教育機関、ガスパイプライン、自動車など、民間インフラに被害が出たと発表した。
地元の緊急サービスによると、住宅に少なくとも10回のドローン攻撃があり、大規模な火災が発生した。
ウクライナ空軍は、ロシア軍が夜間に86機のドローンをウクライナに向けて発射したと発表した。34機が撃墜され36機は行方不明になったが、8カ所が攻撃を受けたと報告した。
ウクライナの国営鉄道「ウクライナ鉄道」は、オデーサ駅が被害を受け架線や線路が損傷したと発表した。
ウクライナ北東部のハルキウもロシアのドローン攻撃を受け、地元当局によると、複数の民間住宅に被害が出た。