米の日鉄投資計画承認、日米の経済関係強化につながる=林官房長官

6月16日、林芳正官房長官は記者会見で、米政府が日本製鉄の米鉄鋼大手USスチール買収を承認したことについて、「グローバルな投資環境の改善につながる象徴的な案件」と評価するとともに、日米の経済関係強化につながるとの認識を示した。写真は2023年12月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Rie Ishiguro
[東京 16日 ロイター] - 林芳正官房長官は16日午後の記者会見で、米政府が日本製鉄の米鉄鋼大手USスチール買収を承認したことについて、「グローバルな投資環境の改善につながる象徴的な案件」と評価するとともに、日米の経済関係強化につながるとの認識を示した。
一方、カナダで開かれる主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)の合間に実施が見込まれる日米首脳会談での議論については、予断を持って答えることは控えるとした上で、関税協議で「日米双方にとって利益となる合意が実現するよう最大限努力する考え」と語った。