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赤沢再生相、30日軸に4度目訪米検討 米財務長官と会談=関係者

2025年05月23日(金)09時53分

赤沢亮正経済再生相が30日を軸に4度目の訪米を検討していることがわかった。4月18日、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

Yoshifumi Takemoto

[東京 23日 ロイター] - 赤沢亮正経済再生相が30日を軸に4度目の訪米を検討していることがわかった。複数の関係者が明らかにした。対米関税交渉のため赤沢再生相は23日から25日に3度目の訪米を行い、ラトニック商務長官、グリア米通商代表部代表との会談を予定しているが、ベセント財務長官との会談が難しいため、来週改めて訪米する。

自動車、自動車部品、鉄鋼、アルミの関税撤廃に消極的な米国側と、撤廃を強く主張する日本側の隔たりは大きく、交渉の行方は予断を許さない。関係者の1人によると、日本としては経済の屋台骨である自動車産業を守るため、造船業での協力、輸入自動車関連認証の緩和、トウモロコシや大豆の一時的輸入拡大など、多数の交渉カードを準備している。

ロイター
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