Neha Arora

[ニューデリー 25日 ロイター] - インドの中国からの鉄鋼輸入が今年度(2023年4─24年3月)に入り5年ぶりの高水準になっていることが、ロイターが閲覧した政府の暫定統計で分かった。

4─8月の中国からの鉄鋼(完成品)の輸入量は80万トンで、前年同期から69%増加。2位の輸入先だった。品目の大半は、冷間圧延のコイルと鋼板だった。

インド鉄鋼業界の幹部は、政府に中国製鉄鋼の緊急輸入制限(セーフガード)発動を要請したとし、輸入抑制に向け「早急な対策」が必要と指摘した。

インドの政府高官は今月、中国の業者によるダンピング(不当廉売)の恐れがあるとの指摘を受けて鉄鋼輸入の状況を注視していると説明した。

4─8月の鉄鋼(完成品)輸入量は250万トン。前年同期を22.4%上回り20年以来の高水準となった。国別では韓国が一位だった。

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