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原油先物は横ばい、投資家は需給要因見極め
2023年06月08日(木)11時29分

原油先物価格は8日のアジア市場でほぼ横ばい。投資家は、世界的な景気減速による需要の落ち込みとサウジアラビアの減産による供給減の影響を見極めようとしている。写真は2018年8月、テキサス州ミッドランドで撮影(2023年 ロイター/Nick Oxford)
[シンガポール 8日 ロイター] - 原油先物価格は8日のアジア市場でほぼ横ばい。投資家は、世界的な景気減速による需要の落ち込みとサウジアラビアの減産による供給減の影響を見極めようとしている。
北海ブレント先物は0110GMT(日本時間午前10時10分)時点で0.01ドル安の1バレル=76.94ドル。米WTI先物は0.05ドル高の72.58ドル。
前日はサウジの大幅減産計画に支えられて約1%上昇したが、米国の燃料在庫の増加や中国の弱い輸出統計により、上値は抑えられている。
米エネルギー情報局(EIA)の直近の週間在庫統計は、ガソリン在庫が270万バレル増加し、アナリスト予想(88万バレル)以上に増加した。一方、原油在庫は減少した。