[キーウ 7日 ロイター] - ウクライナ農業省は、南部のヘルソン州で6日に起こった巨大ダムの決壊により農地が水没し、少なくとも50万ヘクタールの農地でかんがい農業ができなくなり、土地が「砂漠化」する恐れがあると指摘した。

ウクライナは小麦やトウモロコシなど穀物の主要輸出国。

農業省は6日に発表した声明で、ダム決壊によりドニプロやヘルソン、ザポロジエ地域の31のかんがいシステムで水の供給が断たれることになると説明した。

ロシアによる侵攻前の2021年には、この地域で国内の穀物・油糧種子生産全体の約4%に相当する400万トンが収穫された。

農業省によると、ドニエプル川右岸の1万ヘクタールの農地が浸水する恐れがある。ウクライナは、周辺地域では4万2000人が洪水の危険にさらされているとしている。

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