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G7外相「ロシアに一段の経済的代償」、4州併合受け共同声明

2022年10月01日(土)01時28分

主要7カ国(G7)外相は30日、ロシアによるウクライナ4州併合宣言や偽りの「住民投票」結果を決して認めず、ロシアに一段の経済的代償を負わせるとする共同声明を発表した。代表撮影(2022年 ロイター)

[ベルリン 30日 ロイター] - 主要7カ国(G7)外相は30日、ロシアによるウクライナ4州併合宣言や偽りの「住民投票」結果を決して認めず、ロシアに一段の経済的代償を負わせるとする共同声明を発表した。

声明は「われわれは、併合と称するものも、銃口を突きつけて行われた偽の『住民投票』も決して認めない。ロシアとロシアに政治的・経済的な支援を提供する個人および団体に、さらなる経済的代償を課す」とした。

ロシアのプーチン大統領は30日、先の「住民投票」でロシアへの編入を圧倒的多数で支持したウクライナ東・南部のルガンスク、ドネツク、へルソン、ザポロジエ4州の併合を宣言し、4州の親ロシア派代表と併合条約に署名した。

これに対しG7外相は、4州とクリミアはウクライナの不可分の領土であることを再確認。プーチン大統領が核兵器使用をちらつかせていることは、ウクライナ支援の妨げや抑止にはなり得ないとした。

ロイター
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