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中国の南シナ海配備増強は「米国に原因」、人民日報が非難
2018年01月22日(月)17時21分
1月22日、中国共産党機関紙の人民日報は、米国が南シナ海で先週行った「航行の自由作戦」のような行動を受け、中国は同海域で対応を強化せざるを得ないと主張。写真は同海域を航行する中国船。2017年4月撮影(2018年 ロイター/Erik De Castro)
[北京 22日 ロイター] - 中国共産党機関紙の人民日報は、米国が南シナ海で先週行った「航行の自由作戦」のような行動を受け、中国は同海域で対応を強化せざるを得ないと主張した。
中国外務省によると、米海軍のミサイル駆逐艦「ホッパー」はこのほど、中国が領有権を主張する南シナ海のスカボロー礁(中国名:黄岩島)の12カイリ以内の海域を航行した。
22日付の人民日報は論説記事で、南シナ海を巡る状況がおおむね改善する中で、同海域の軍事化を進めているのが米国であることは明白だと非難。
「当事者が再度トラブルを生み緊張を高めるなら、中国が結論を導き出すことになるだけだ。南シナ海の平和を懸命に守るため、中国は対応能力の構築を強化・加速しなければならない」と強調した。
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