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中国の炭素取引全国市場、2017年開設は困難に直面=発改委幹部
2017年10月18日(水)17時38分
10月18日、中国国家発展改革委員会(NDRC)の幹部は、全国規模での炭素排出量取引市場の計画について、予定通りの開設は困難に直面するとの見方を示した。写真は北京で2014年11月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[北京 18日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(NDRC)の幹部は18日、全国規模での炭素排出量取引市場の計画について、予定通りの開設は困難に直面するとの見方を示した。
会合に参加した同委員会のエネルギー研究所のDongming Ren氏がロイターに「全国規模でのデータを集めたが、国全体として基準を統一して設けることは非常に難しい」と述べた。
中国は世界最大の温室効果ガス排出国。これまで試験的に7つの省・市で炭素排出量取引を開始し、全国市場を開設する方針を明らかにしている。
全国市場は当初2017年上半期の開設が予定されていたが、データの信頼性や規制の問題で遅れている。政府のある研究者は、早けれは11月に開設されるとの見通しを示していた。
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