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米国のイメージ、トランプ政権下で急落=ピュー調査

6月27日、米国のイメージがトランプ政権誕生後に全世界で急落し、大多数の人々がトランプ氏の国際問題に関する指導力を信頼していないとの調査結果をピュー・リサーチ・センターが発表した。写真はイタリアで開かれたG7サミットで5月26日撮影(2017年 ロイター/Philippe Wojazer)
[ベルリン 27日 ロイター] - 米国のイメージがトランプ政権誕生後に全世界で急落し、大多数の人々がトランプ氏の国際問題に関する指導力を信頼していないとの調査結果をピュー・リサーチ・センターが発表した。
調査は今年2月から5月にかけて37カ国で実施され、4万0447人から回答を得た。
それによると、米国のイメージが「良い」と答えた人の割合は49%で、オバマ前政権末期の64%から大幅に低下。特に隣国のカナダやメキシコのほか、ドイツやスペインといった同盟国で下げが大きかった。
また、トランプ氏が国際問題に適切に対応できると思うかとの質問には、「思う」という回答は22%で、政権末期のオバマ氏を40ポイント以上下回った。
また、ロシアのプーチン大統領は27%、中国の習近平国家主席は28%でトランプ氏を上回り、ドイツのメルケル首相は42%と4カ国で最高となった。