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米国務長官、難民の安全区域設定を表明
2017年03月23日(木)12時56分
3月23日、ティラーソン米国務長官(写真)は、シリアやイラクでの過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダとの戦いにおける次の段階として、難民の帰宅を支援するために停戦を通じて「安全区域」を設定する意向を明らかにした。写真はワシントンで撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts)
[ワシントン 23日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は23日、シリアやイラクでの過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダとの戦いにおける次の段階として、難民の帰宅を支援するために停戦を通じて「安全区域」を設定する意向を明らかにした。
ワシントンで開催された、IS掃討に向けた有志連合の会合で語った。ティラーソン氏は、「米国はISやアルカイダに対する圧力を強める」と述べたが、安全区域の設置場所など運営方法など具体的な内容は明らかにしなかった。
安全地域の設置により、米軍のシリアへの関与が深まる可能性があるが、有志国連合の報道担当者は、「区域」設定に関する指示をまだ受けていないと語った。
また、会合の最終声明では、安全区域設定の可能性についての言及はなかった。
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