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金融政策、追加措置講じる余地ある=スイス中銀総裁
2016年04月29日(金)17時56分
4月29日、スイス国立銀行(中銀)のジョルダン総裁は、金融政策においてさらなる措置を講じる余地があるとの考えを示した。写真はベルンで6日撮影(2016年 ロイター/Ruben Sprich)
[ベルン(スイス) 29日 ロイター] - スイス国立銀行(中銀)のジョルダン総裁は29日、金融政策においてさらなる措置を講じる余地があるとの考えを示した。
スイス中銀は、他の主要国中銀同様、世界経済の影響に対応するため、ここ数年、非伝統的措置を講じている。
総裁は「国全体の利益になるなら今後も非伝統的措置の活用をためらうことはない」と述べた上で、その費用と効果を注意深く見極める必要がある、との考えを示した。
中銀は2015年に、スイスフランの対ユーロの上限を撤廃。現在はマイナス金利と介入姿勢表明により、フラン高を抑制している。
総裁は、フラン相場は、対ユーロ上限撤廃直後よりも下落しているものの、依然「大幅に過大評価されている」との見方を示した。
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