ニュース速報
ビジネス

バークシャー、オキシデンタルの石油化学部門買収を交渉 100億ドルで=米紙

2025年10月01日(水)11時19分

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は30日、事情に詳しい関係者の話として、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが米石油オキシデンタル・ペトロリアムの石油化学部門オキシケムを約100億ドルで買収する交渉をしていると報じた。写真はオキシデンタル・ペトロリアムのロゴ。2019年4月にニューヨーク証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[30日 ロイター] - 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は30日、事情に詳しい関係者の話として、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが米石油オキシデンタル・ペトロリアムの石油化学部門オキシケムを約100億ドルで買収する交渉をしていると報じた。

オキシケムは医療、食糧安全保障、建設に使われる製品を供給している。オキシデンタルがここ数年、企業買収に必要な資金調達のために進めてきた一連の資産売却の一部となる可能性がある。報道によると、この取引は数日以内にまとまる可能性があるという。

バークシャーはオキシデンタルの筆頭株主で発行済株式の約27%を保有している。バークシャーはロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年2月ごろオキシデンタルの取得を開始した。

バークシャーとオキシデンタルはロイターのコメント要請にすぐに応じなかった。

オキシケムは25年上半期に24億2000万ドルの売上高を計上した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アルゼンチン支援巡り米政権内で異論も、14日に首脳

ビジネス

日銀9月短観、大企業製造業の業況2期連続改善 関税

ビジネス

日経平均は4日続落、期初の益出し売りが下押し

ワールド

米、韓国人労働者に一時的ビザを認める 明確な解決策
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 2
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけではない...領空侵犯した意外な国とその目的は?
  • 3
    【クイズ】身長272cm...人類史上、最も身長の高かった男性は「どこの国」出身?
  • 4
    なぜ腕には脂肪がつきやすい? 専門家が教える、引…
  • 5
    女性兵士、花魁、ふんどし男......中国映画「731」が…
  • 6
    通勤費が高すぎて...「棺桶のような場所」で寝泊まり…
  • 7
    10代女子を襲う「トンデモ性知識」の波...15歳を装っ…
  • 8
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 9
    カーク暗殺の直後から「極左」批判...トランプ政権が…
  • 10
    アメリカの対中大豆輸出「ゼロ」の衝撃 ──トランプ一…
  • 1
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 2
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 3
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...「文学界の異変」が起きた本当の理由
  • 4
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒…
  • 5
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 6
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「がん」になる人の割合が高い国…
  • 8
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 9
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 10
    高校アメフトの試合中に「あまりに悪質なプレー」...…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中