ニュース速報
ビジネス

FRB「緩和サイクル入り」、大幅利下げ説得へ=ミラン理事

2025年09月20日(土)06時25分

米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は19日、FRBは16─17日の会合で決定した利下げを受け、緩和サイクルに入ったとの見方を示し、今後の会合で一段と大幅な利下げを行うよう他のFRB当局者を説得したいと述べた。写真はワシントンの連邦議会議事堂で4日撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は19日、FRBは16─17日の会合で決定した利下げを受け、緩和サイクルに入ったとの見方を示し、今後の会合で一段と大幅な利下げを行うよう他のFRB当局者を説得したいと述べた。

ミラン氏はFOXビジネスネットワークに対し「関税措置によってインフレが一時的に上振れしても、金融政策の主要な判断材料となるほどの影響力は持たないという見方に収れんしていくはずだ」と語った。

ミラン氏は大統領経済諮問委員会(CEA)委員長職を無給休職し、突如辞任したクーグラー理事の職を引き継ぐ形で16日にFRB理事に就任。16─17日の連邦公開市場委員会(FOMC)では0.5%ポイントの大幅利下げを主張し、0.25%ポイントの利下げに反対票を投じた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:米自動車業界、関税の販売価格転嫁もはや不

ワールド

アングル:アジア詐欺組織、チャットGPTで「米国人

ビジネス

トランプ米政権が黄金株行使、USスチールの工場停止

ビジネス

FRB「緩和サイクル入り」、大幅利下げ説得へ=ミラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 2
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 3
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の物体」にSNS大爆笑、「深海魚」説に「カニ」説も?
  • 4
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で…
  • 5
    【クイズ】21年連続...世界で1番「ビールの消費量」…
  • 6
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 7
    イタリアでバズった日本小説って知ってる?――芥川か…
  • 8
    トランプに悪気はない? 英キャサリン妃への振る舞い…
  • 9
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍…
  • 10
    「より良い明日」の実現に向けて、スモークレスな世…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人に共通する特徴とは?
  • 3
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェイン・ジョンソンの、あまりの「激やせぶり」にネット騒然
  • 4
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 5
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 6
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 7
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 8
    腹斜筋が「発火する」自重トレーニングとは?...硬く…
  • 9
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 10
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 5
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 6
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中