NY外為市場=ドル上昇、FRBの慎重姿勢で広範に買い戻し

9月18日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇した。5月撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇した。17日まで開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が予想通り利下げを実施したものの、今後の追加利下げに慎重な姿勢を示したことで、ドルは広範囲で買い戻された。米労働省が18日発表した9月13日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週から減少したことも、ドルの支援材料となった。
スコシアバンクのFXストラテジスト、エリック・セオレ氏は「市場はFRBの明確なハト派姿勢を期待していたが、パウエル議長の発言はそれに届かなかった。市場のバランスが一方向に傾いていたため、ドルがさらに下落するには大きな材料が必要だった」と述べた。
FRBは16─17日に開いたFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げ、4.00─4.25%とすると決定した。パウエル議長は、決定の焦点は労働市場へのリスクだったとし、急いで行動する必要はないとの認識を示した。
ドル指数は、利下げ発表直後に2022年2月以来の安値となる96.224まで下落したが、18日には0.4%の97.347となった。
英ポンドは、イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を据え置き、量的引き締め(QT)ペースを緩めたことで一時上昇したが、その後反落。対ドルで0.6%安の1.35515ドルとなった。マクロ・ハイブのベンジャミン・フォード氏は「市場はポンドに対して過度に弱気だ」と指摘した。
ユーロは0.2%安の1.17893ドル。前日のFRBの発表後には2021年6月以来の高値となる1.19185ドルまで上昇していた。
一方、円は日銀の金融政策決定会合を控え、対ドルで0.6%安の147.88円まで下落した。市場では、日銀が今回の会合では利上げを見送るとの見方が強いが、来年3月末までに0.25ポイントの利上げが行われると予想されているほか、年内の実施確率は約50%とされている。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.9%高の11万7837ドルで推移している。
ドル/円 NY終値 147.99/148.01
始値 147.24
高値 148.26
安値 147.22
ユーロ/ドル NY終値 1.1786/1.1789
始値 1.1836
高値 1.1837
安値 1.1751
-
外資系製造業大手の総務アウトソーシングのアシスタン 永田町駅
株式会社スタッフサービス ITソリューション
- 東京都
- 月給23万5,000円~
- 正社員
-
テレワークあり 外資系サーバー 構成見積支援業務 神保町駅
株式会社スタッフサービス ITソリューション
- 東京都
- 月給23万5,000円~
- 正社員
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
東京/外資系企業/受付・事務/未経験OK・英語活かせる・月26万~ 20代・30代活躍中/土日祝休み
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給26万円~32万円
- 正社員