FRB9月利下げほぼ確実、雇用減速で年内3回の観測高まる

米連邦準備理事会(FRB)は労働市場を下支えするために16─17日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開し、その後も年内を通して利下げを継続する公算が大きい。写真はワシントンDCのFRBビル。2022年6月撮影(2025年 ロイター/Sarah Silbiger)
[9日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は労働市場を下支えするために16─17日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開し、その後も年内を通して利下げを継続する公算が大きい。労働省が9日発表した統計でトランプ米大統領が4月に大規模関税措置を発表する前から雇用の伸びがすでに鈍化していたことが示唆されたことで、こうした観測が高まった。
労働省労働統計局(BLS)が発表した雇用統計の年次ベンチマーク(基準)改定の速報値で、今年3月までの1年間の雇用創出が従来の推計より91万1000人少なかったことが判明。月平均の雇用増加数は推計の14万7000人の半分以下だった可能性があり、トランプ米大統領が4月に大規模関税措置を発表する前から雇用の伸びがすでに鈍化していたことが示唆された。
これを受け、FRBは来週のFOMCで0.25%ポイントの利下げを実施し、10月の会合でも同じ幅での利下げを決定するとの見方が金融市場で維持されたほか、12月の会合でも利下げが決定されるとの観測が高まった。
BMOのエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「FRBが9月の会合で利下げを再開する新たな根拠になった」と指摘。FRBは年内に2回の利下げを見込んでいるが、これよりも多くの利下げが決定される可能性が裏付けられたと述べた。
労働省が5日発表した8月の雇用統計で非農業部門雇用者数が2万2000人増にとどまり、エコノミスト予想の7万5000人増を大幅に下回ったほか、失業率は4.3%と、約4年ぶりの水準に上昇。雇用の減速が鮮明になった。
市場では物価情勢を見極めようと、11日に発表される8月の消費者物価指数(CPI)が注目されている。
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