ECB、ユーロ圏経済軟化なら年内に追加利下げ議論再開も=関係者

8月23日、 欧州中央銀行(ECB) は9月11日の次回理事会で政策金利を据え置く公算が大きいものの、ユーロ圏経済の勢いが弱まれば、年内に追加利下げの議論を再開する可能性は十分にある。フランクフルトのECB本部で3月撮影(2025年 ロイター/Jana Rodenbusch)
Francesco Canepa
[ジャクソンホール(ワイオミング州) 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB) は9月11日の次回理事会で政策金利を据え置く公算が大きいものの、ユーロ圏経済の勢いが弱まれば、年内に追加利下げの議論を再開する可能性は十分にある。5人の関係者がロイターにこうした見方を示した。
ECBのラガルド総裁は、7月に主要政策金利を2%に据え置き、1年にわたる緩和サイクルの休止を決めた際、金融政策は適切な状態にあると発言。投資家の間では、政策金利は長期間変更されないとの予想が広がった。
それ以降に公表されたデータでも、ユーロ圏経済が想定より底堅く、物価上昇率はECBが目標とする2%近辺で推移していることが示されている。
一方でトランプ米政権が欧州連合(EU)からの大半の輸入品に適用した関税率は15%とECBの想定に近く、欧州にとって最悪シナリオは避けられた。
関係者は、こうした状況から、8月の物価上昇率や経済活動調査などが突然悪化しない限り、9月11日の理事会で追加利下げは不要とみなされていると指摘した。
しかし関係者は、ECBの最新見通しに基づくと、物価上昇率が来年一時的に目標の2%を下回る局面が出てくる点は、追加利下げ余地につながると言及。特に米関税がユーロ圏の輸出に打撃を与え始めたり、ウクライナでの戦争終結期待が消えてしまえば、10月30日と12月18日の理事会で追加利下げを巡る議論が復活しそうだと付け加えた。
短期金融市場は、ECBの追加利下げを若干織り込んでいるが、想定時期は来年春以降となっている。
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