関税措置で利下げ遅れる可能性、見通し不透明─米シカゴ連銀総裁=報道

米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、トランプ米大統領が発表した新たな関税措置でインフレ見通しが一段と不透明になったと述べた。写真はニューヨークで4月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[11日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、トランプ米大統領が発表した新たな関税措置でインフレ見通しが一段と不透明になったと述べた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が11日、報じた。
トランプ氏は今週、カナダに35%、ブラジルに50%の関税を課すと表明。グールズビー氏はWSJ紙のインタビューで、こうした新たな関税措置はインフレを巡る新たな懸念につながると指摘。米連邦準備理事会(FRB)は状況を明確に把握するまで様子見姿勢を維持せざるを得なくなるとし、関税措置を巡る新たな脅威で利下げが遅れる可能性があるとの認識を示した。
トランプ大統領はこれまでも繰り返しFRBに利下げを要求し、利下げに踏み切らないパウエルFRB議長を非難。グールズビー氏は、FRBは政治的な圧力にもかかわらず、金利決定において独立性を維持すると確信していると語った。
グールズビー総裁はまた、ポッドキャスト「ムーディーズ・トークス・インサイド・エコノミクス」で、トランプ大統領が新たな関税率を発表していることで、経済状況の解釈で混乱が見られていると指摘。企業関係者から、経済指標にまだ明確に表れていないインフレに対する不安を多く聞いているとし、経済のソフトランディング(軟着陸)への軌道に戻ったと確信できるまで、混乱と不安が収まるのを待つ必要があると語った。
ポッドキャストは10日収録され、11日に公開された。
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