ゴールドマン、S&P500リターン予測引き上げ 利下げなど期待

ゴールドマン・サックスはS&P500種指数の3カ月、6カ月、12カ月のリターン予測を上方修正した。米利下げへの期待と主要大型株のファンダメンタルズの継続的な強さが理由。写真はゴールドマンのロゴ。ニューヨーク証券取引所で5月撮影。(2025年 ロイター/Brendan McDermid/File Photo)
Rae Wee
[シンガポール 8日 ロイター] - ゴールドマン・サックスはS&P500種指数の3カ月、6カ月、12カ月のリターン予測を上方修正した。米利下げへの期待と主要大型株のファンダメンタルズの継続的な強さが理由。
3カ月のリターンを3%、12カ月のリターンを11%と予想。S&P500種指数の目標はそれぞれ6400、6900とした。
7日夜のリポートで明らかにした。
FRBの利下げが従来予想よりも早期かつ大幅に実施されると予想。債券利回りも従来予想以上に低下するとの見方を示した。超大型株のファンダメンタルズは引き続き良好で、短期的には業績が低迷する可能性が高いが、投資家は無視すると指摘。S&P500の予想PER(株価収益率)を20.4倍から22倍に修正した。
S&P500の6カ月のリターンは6%に引き上げた。年末の同指数の予想は6100から6600に上方修正した。