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FRBの利下げ観測が後退、6月雇用統計を受け
2025年07月04日(金)01時54分

3日発表された6月米雇用統計で雇用市場の堅調さが示されたことにより、市場では米連邦準備理事会(FRB)は9月まで利下げを行わないとの見方が高まった。2021年9月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
[3日 ロイター] - 3日発表された6月米雇用統計で雇用市場の堅調さが示されたことにより、市場では米連邦準備理事会(FRB)は9月まで利下げを行わないとの見方が高まった。年内2回以上の0.25%ポイント利下げは行わないとみられている。
フェデラルファンド(FF)金利先物市場が予測する、7月にFRBが利下げを行う確率はわずか5%。12月までの利下げ予想は2回となった。発表前の予想は25%、年末までに3回の利下げが見込まれていた。
6月米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は14万7000人増と、予想の11万人増を上回った。失業率は4.1%(予想4.3%)だった。