米大手6銀行、第3四半期の配当金引き上げ計画を発表

7月1日、 米大手6銀行は2025年第3・四半期に配当金を引き上げる計画を発表した。ニューヨークで2023年12月撮影(2025年 ロイター/Eduardo Munoz)
Nupur Anand Niket Nishant
[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米大手6銀行は1日、2025年第3・四半期に配当金を引き上げる計画を発表した。各行は先週、米連邦準備理事会(FRB)の25年の銀行ストレステスト(健全性審査)で、深刻な景気後退や失業率の急上昇、市場の混乱などが起きた場合でも耐えることができる十分な資本を有していることが認定された。
最大手のJPモルガン・チェースは配当金を1株当たり1.40ドルから1.50ドルへ引き上げ、500億ドルの自社株買い制度も導入すると発表した。ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は「取締役会が決めた今年2回目の増配は、当社の株主への持続可能な資本配分の水準を示しており、好調な財務実績に支えられている」とし、「新たな自社株買い制度は、私たちが適切だと考えているように時間をかけて株主に資本を分配できるようにする」とコメントした。
バンク・オブ・アメリカは配当金を8%増の1株当たり28セントとし、ウェルズ・ファーゴは現行の同40セントから45セントへ増配するとそれぞれ発表した。
モルガン・スタンレーの取締役会は、期限を定めない200億ドルの新たな自社株買い制度を承認。また、第3・四半期の配当金を1株当たり1ドルへ増配する計画だ。
ゴールドマン・サックスは配当金を1株3ドルから4ドルへ、シティグループは同56セントから60セントへそれぞれ引き上げる。
FRBのストレステストでは、普通株などのTier1資本が平均で11.6%となり、最低要求水準の4.5%を大きく上回った。大手銀行全てが2桁の自己資本比率を維持した。
一方、FRBはストレステストの実施方法の見直しを進めている。
Bank New dividend (per share) Old dividend (per share)
JPMorgan $1.50 $1.40
Bank of America 28 cents 26 cents
Citigroup 60 cents 56 cents
Wells Fargo 45 cents 40 cents
Goldman Sachs $4 $3
Morgan Stanley $1 ~93 cents
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