日経平均は4日続伸、5カ月ぶり4万円回復 主力株がけん引

6月27日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比566円21銭高の4万0150円79銭と4日続伸して取引を終えた。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比566円21銭高の4万0150円79銭と4日続伸して取引を終えた。主力株をけん引役として寄り付き直後から5カ月ぶりとなる4万円を回復し、上昇に弾みがついた。取引時間中としては1月24日以来の高値を付け、終値ベースでは年初来高値を更新し、24年12月27日以来6カ月ぶりの高値となった。
日経平均は281円高で寄り付いた後、短時間で4万円の大台に乗せた。前日の米国市場での半導体株高を好感し、指数寄与度の高い国内半導体関連株の一角が堅調となって指数を押し上げるなど、主力株を中心とする上昇になった。後場にも買いの勢いは継続して一時683円高の4万0267円84銭に上値を伸ばした。 買い一巡後は4万円台の前半で伸び悩んだ。昨秋から今年序盤にかけてのレンジの上限に当たり、抵抗帯になりやすい。週末要因も意識され、利益確定売りが上値を抑えた。 市場では「海外勢の買いも続いており、モメンタムが強い。あと1週間程度はラリーが続くかもしれない」(UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメントの小林千紗日本株ストラテジスト)との見方が聞かれる。 一方、米国による相互関税上乗せの猶予期限が迫ることへの警戒感も市場では根強い。「(猶予期限の)7月9日が近づくと、慎重な地合いになってくるのではないか」(小林氏)という。 TOPIXは1.28%高の2840.54ポイントで取引を終えた。年初来高値を更新した。東証プライム市場指数は前営業日比1.28%高の1461.72ポイント。年初来高値を更新した。プライム市場の売買代金は5兆9221億8200万円と膨らんだ。 東証33業種では、値上がりは非鉄金属や輸送用機器、証券など29業種、値下がりは鉱業や食料品、倉庫・運輸関連など4業種だった。 東京エレクトロンは4%超高となり、1銘柄で指数を11円押し上げた。住友電気工業や三菱電機は上場来高値を更新した。一方、ニデック、オリンパスは軟調だった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.01%安の735.82ポイントと続落した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1183銘柄(72%)、値下がりは391銘柄(24%)、変わらずは45銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 40150.79 566.21 39866.36 39,847.31─40,267.84
TOPIX 2840.54 35.85 2819.88 2,817.29─2,845.08
プライム指数 1461.72 18.43 1451.26 1,449.85─1,463.98
スタンダード指数 1382.49 4.93 1377.82 1,377.82─1,382.49
グロース指数 947.51 -8.98 956.58 945.61─958.81
グロース250指数 735.82 -7.51 743.46 734.02─745.11
東証出来高(万株) 220084 東証売買代金(億円) 59221.82
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