ニュース速報

ビジネス

ヘッジファンド、銀行株へのエクスポージャー低下=ゴールドマン

2023年03月28日(火)02時01分

ゴールドマン・サックスは週報で、今月の銀行セクターの混乱を受け、世界的なヘッジファンドの銀行セクターに対するロングポジションとショートポジションの比率が17日─23日の期間で1.28と、約10年ぶりの低水準になったと発表した。13日撮影(2023年 ロイター/Kori Suzuki/File Photo)

[ニューヨーカー 27日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは週報で、今月の銀行セクターの混乱を受け、世界的なヘッジファンドの銀行セクターに対するロングポジションとショートポジションの比率が17日─23日の期間で1.28と、約10年ぶりの低水準になったと発表した。

低水準の比率はより弱気な見通しを示す。2023年初は1.52だった。

またリセッション(景気後退)に伴う信用収縮の懸念から、信用を巡る状況に左右されやすい企業へのエクスポージャーが約5年ぶりの低水準になったという。

ゴールドマンによると「過去9週間のうち8週間は金融株が差し引きで売られ、今週はショートおよびロングポジションの解消に伴い、名目上での差し引きの売りが1年超ぶりの大きさになった」という。

一方、ヘッジファンドはヘルスケアやテクノロジー、メディア、通信などに資金を投じているとした。  

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

ダム破壊は「野蛮な」戦争犯罪、プーチン氏がウクライ

ビジネス

米貿易赤字、4月は23%増の746億ドル 約8年ぶ

ワールド

ハワイのキラウエア火山が噴火、溶岩は火口内に

ワールド

ローマ教皇の手術終了、「合併症なし」=バチカン

MAGAZINE

特集:最新予測 米大統領選

2023年6月13日号(6/ 6発売)

トランプ、デサンティス、ペンス......名乗りを上げる共和党候補。超高齢の現職バイデンは2024年に勝てるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。

人気ランキング

  • 1

    「中で何かが動いてる」と母 耳の穴からまさかの生き物が這い出てくる瞬間

  • 2

    性行為の欧州選手権が開催決定...ライブ配信も予定...ネット震撼

  • 3

    ワグネルは撤収と見せかけてクーデーターの機会を狙っている──元ロシア軍情報部門将校 

  • 4

    自社株買いでストップ高!「日本株」の評価が変わり…

  • 5

    元米駆逐艦長が「心臓が止まるかと」思ったほど危機…

  • 6

    メーガン妃が「絶対に誰にも見られたくなかった写真…

  • 7

    「ダライ・ラマは小児性愛者」 中国が流した「偽情報…

  • 8

    プーチンは体の病気ではなく心の病気?──元警護官が…

  • 9

    マーサ・スチュワート、水着姿で表紙を飾ったことを…

  • 10

    ワグネルに代わってカディロフツィがロシアの主力に…

  • 1

    ロシアの「竜の歯」、ウクライナ「反転攻勢」を阻止できず...チャレンジャー2戦車があっさり突破する映像を公開

  • 2

    「中で何かが動いてる」と母 耳の穴からまさかの生き物が這い出てくる瞬間

  • 3

    「日本ネット企業の雄」だった楽天は、なぜここまで追い込まれた? 迫る「決断の日」

  • 4

    米軍、日本企業にTNT火薬の調達を打診 ウクライナ向…

  • 5

    「ダライ・ラマは小児性愛者」 中国が流した「偽情報…

  • 6

    敗訴ヘンリー王子、巨額「裁判費用」の悪夢...最大20…

  • 7

    【ヨルダン王室】世界がうっとり、ラジワ皇太子妃の…

  • 8

    【画像・閲覧注意】ワニ40匹に襲われた男、噛みちぎ…

  • 9

    どんぶりを余裕で覆う14本足の巨大甲殻類、台北のラ…

  • 10

    ウクライナ側からの越境攻撃を撃退「装甲車4台破壊、戦…

  • 1

    【画像・閲覧注意】ワニ40匹に襲われた男、噛みちぎられて死亡...血まみれの現場

  • 2

    世界がくぎづけとなった、アン王女の麗人ぶり

  • 3

    カミラ妃の王冠から特大ダイヤが外されたことに、「触れてほしくない」理由とは?

  • 4

    「ぼったくり」「家族を連れていけない」わずか1年半…

  • 5

    F-16がロシアをビビらせる2つの理由──元英空軍司令官

  • 6

    築130年の住宅に引っ越したTikToker夫婦、3つの「隠…

  • 7

    歩きやすさ重視? カンヌ映画祭出席の米人気女優、…

  • 8

    「飼い主が許せない」「撮影せずに助けるべき...」巨…

  • 9

    預け荷物からヘビ22匹と1匹の...旅客、到着先の空港…

  • 10

    キャサリン妃が戴冠式で義理の母に捧げた「ささやか…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中