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米財務省、四半期入札の規模縮小 全ての年限対象

8月3日、米財務省は次の四半期定例入札で発行する国債の規模を全ての年限で縮小すると発表した。写真は米ドル紙幣。7月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)
[3日 ロイター] - 米財務省は3日、次の四半期定例入札で発行する国債の規模を全ての年限で縮小すると発表した。20年債の縮小規模が最大になる。
同省は新型コロナウイルス関連支出を賄うために2020年に供給を拡大して以降、入札規模を縮小している。
今後3カ月で2年・3年・5年・7年債の入札規模を月10億ドルずつ縮小し、10月末までに各年限の削減額は30億ドルになる見通し。
10年債と30年債の新規とリオープンの入札も10億ドル削減する。20年債入札は20億ドル削減する。
一方、10年物インフレ連動債(TIPS)の9月入札は10億ドル拡大し、150億ドルとする見通し。5年物TIPSの10月入札も10億ドル拡大し、210億ドルとするという。
来週の入札では3年債を420億ドル、10年債を350億ドル、30年債を210億ドル発行する。
同省はまた、財務省短期証券(Tビル)の発行残高を増やす方針も表明した。