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カタルーニャ独立問題はクレジットネガティブ=ムーディーズ
2017年11月02日(木)12時50分

11月1日、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立宣言と自治権停止は同州とスペインにとって「クレジットネガティブ」との見解を示した。写真はバルセロナで10月撮影(2017年 ロイター/Yves Herman)
[マドリード 1日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立宣言と自治権停止は同州とスペインにとって「クレジットネガティブ」との見解を示した。
また、独立問題を巡る不透明感が景況感や個人消費を悪化させると指摘した。
ムーディーズは10月31日、カタルーニャ州の長期発行体デフォルト格付けを「Ba3」に据え置いた。同州ではビジネス環境の悪化など急速にリスクが高まっているものの、中央政府による直接統治でこうしたリスクが軽減されたとした。
スペインの格付けは2014年に「Baa2」に引き上げた。
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