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欧州市場サマリー(24日)
[24日 ロイター] -
<為替> 衆院選結果を受け、ドルは対円で3カ月ぶりの高値付近で推移した。対主要通貨バスケットで、2週間半ぶりの高値をつけた前日とほぼ変わらず。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事に関心が集まり、減税法案の成立期待も広がる。
<ロンドン株式市場> 横ばいで取引を終えた。一次産品銘柄が買われる一方で、決算が嫌気されたホテルやコーヒー店で国内最大手のウィットブレッド
ウィットブレッドは4.8%下落した。上半期利益は増えたものの、アナリストらは英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった昨年の国民投票以降の事業への影響が表れ始めていると指摘。ベレンバーグのアナリストらは投資家向けのメモで「ウィットブレッドの長期的な成長見通しは依然として明るいが、ブレグジットが英国の企業や消費者へ打撃を与える可能性はあり、厳しい道のりとなることと認識している」とした。
一方、チリの銅生産大手アントファガスタ
<欧州株式市場> まちまちで取引を終えた。決算が嫌気された銘柄が売られたほか、欧州中央銀行(ECB)の理事会を26日に控え投資家は慎重な姿勢を示した。ただ米アップル
AMSは21.8%急騰。第3・四半期の売り上げは市場予想をやや下回ったものの、第4・四半期について底堅い見通しを示したことで買い安心感が広がった。iPhoneXのその他の関連銘柄も買われ、ドイツの半導体メーカー、ダイアログ・セミコンダクター
スペインの銀行サバデル
<ユーロ圏債券>ユーロ圏の長期インフレ期待が7カ月ぶりの水準に上昇するなか、国債利回りが総じて上昇した。なかでもインフレ期待に敏感に反応するとされる独10年債利回りは約3週間ぶりの水準に上昇。大規模な金融刺激策の引き揚げに向け地ならしを進めている欧州中央銀行(ECB)にとり心強い兆しが出ている。
この日発表の融資に関する統計が堅調だったことなどで、ECBが26日の理事会で債券買い入れ規模の縮小を決定するとの観測が強まっている。こうしたなか独10年債
この日の取引で、5年後から5年間の期待インフレ率を反映するブレーク・イーブン・インフレ率(フォワードBEI)