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訂正:中国、人民元指数算出に用いるバスケットの通貨数をほぼ倍に

12月29日、中国人民銀行(中央銀行)が運営する中国外貨取引センター(CFETS)は、人民元指数の算出方法を調整すると明らかにした。写真は人民元紙幣、2013年7月撮影(2016年 ロイター/Jason Lee)
[上海 29日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が運営する中国外貨取引センター(CFETS)は29日、人民元指数の算出方法を調整すると明らかにした。人民元指数は現在、13の外貨で構成されるバスケットに対して算出されているが、来年1月1日からはバスケットの構成通貨数を24に増やす。
CFETSが発表した声明によると、今回の変更は、CFETS人民元指数<.CFSCNYI>の算出メカニズムを向上させることが目的という。
新たに追加するのは韓国ウォン、南アランド、メキシコペソなど11通貨。新通貨のバスケット全体へのウエートは21.09%という。
変更を受けて、ドルのウエートは、現在の26.4%から22.4%(訂正)に、ユーロは21.39%から16.34%(訂正)に低下する。
CFETSは通貨バスケットの構成やウエートを毎年見直す方針。
*ドルとユーロのウエートを訂正しました。