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インフレ目標の解釈に柔軟性必要=オランダ中銀総裁

2016年09月14日(水)23時00分

 9月14日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁(写真)は、インフレに関する責務について、より柔軟な解釈が必要だとの見解を示した。2013年10月撮影(2016年 ロイター/Tomas Bravo)

[ウィーン 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は14日、インフレに関する責務について、より柔軟な解釈が必要だとの見解を示した。ウィーンでの会議で述べた。

またECBが乗り越えようとしている衝撃は過去80年間で最大だとし、一段の刺激策は効果を弱め、副作用を増幅するとの考えを示した。

前日にはラウテンシュレーガー専務理事が、ECBはこれまで実施した金融緩和策の効果を見極める必要があるとし、新たな刺激策を打ち出すべきではないとの認識を表明した。

ドラギECB総裁は資産買い入れを見直す可能性を示唆しているが、ECB内でタカ派とされる2人が金融政策スタンスの見直しに相次いで慎重な姿勢を示したことで、市場の緩和期待がしぼむ可能性がある。

クノット総裁は「中期(という概念)は柔軟に解釈されるべき」と語った。

また、ECBにとって主な課題は市場との対話で、政策当局者と市場の期待の間にずれがあることだと指摘。「次の手は何かとの憶測が飛び交っており、中銀が市場の期待にとらわれ過ぎれば極めて危険」とした。

総裁は「われわれは手段を探る必要があり、見つけるだろう。中銀内で起こる革新の度合いを過小評価すべきではない」と語った。

一方、「問題は規模に関する収穫逓減(ていげん)だ。基本的に同じ薬をどんどん与えれば、効率が低下し、おそらく副作用の可能性が高まる」と指摘した。

*内容を追加して再送します。

ロイター
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