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VW豪法人、排ガス不正車を全車リコールへ 対象は約10万台
10月9日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の豪法人フォルクスワーゲン・グループ・オーストラリアは、豪国内で販売したディーゼルエンジン車のうち、排ガス量を不正操作するソフトウエアが搭載されていた全車両について自主的なリコールを実施すると発表した。写真はシドニーにあるVWのディーラー。3日撮影(2015年 ロイター/David Gray)
[シドニー 9日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)
2日前の時点で対象車は9万台としていたが、その後ドイツの本社が新たに6444台で不正ソフトの搭載を確認したとして、対象車は10万台近くになるとの見通しを示した。
内訳には、「VW」ブランドの乗用車6万台超、「シュコダ」ブランド5000台、VWの商用車1万7000台超が含まれる。
リコールの日程は明らかにしていない。
同社はリコール対象車のオーナー全員に対し、書面でリコールを通知する方針。
豪当局にはすでにリコールを通知したという。