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粛清に次ぐ粛清で中国軍トップが空洞化、人民解放軍の弱体化は避けられない

China’s Military Has a Major Problem

2026年1月28日(水)17時02分
ディディ・キルステン・タトロウ(本誌米国版・国際問題担当)

粛清はまだ終わっていない

失脚した将校たちは習によって交代させられるが、その時期は不明だと、米パミール・コンサルティングで情報部門副社長を務めるジェームズ・マルベノンは語る。

「彼は軍に非常に深く切り込んできた。しかし、まだ粛清は終わっていない」とマルベノンは言う。およそ10年前には中央軍事委員会副主席だった徐才厚や郭伯雄も失脚し、その後も、2023年前後に李尚福前国防相やロケット軍の多数の幹部が粛清された。

専門家たちは皆、PLAでは階級に値札が付くほど汚職が常態化していたと指摘している。失脚者には、習に対する忠誠心不足などの政治的問題か汚職問題、あるいはその両方があった可能性がある。

「候補者は皆、非常に有能な軍人の中から選ばれているが、最終的には政治的に忠実な人物を選んでいる」とマルベノンは言う。

それでも、混乱は組織に打撃を与える。「指導部の混乱がこれほど続けば、階層性や一貫性、安定性に支えられた軍事組織は成り立たない。軍隊は歯車がかみ合って初めて機能する組織であり、今回の混乱はその根幹を揺るがすものだ」

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