金価格が史上初の5000ドル突破 「グリーンランド効果」はいつまで続く?
‘Trump To Thank’ for Gold Pushing Past $5,000
アッシュは今回の金価格の上昇を「ラッシュ(殺到)」と表現し、個人投資家も中央銀行も、新たな「地政学的緊張」と「米国の財政健全性に対する長年の懸念」を背景に買いを急いでいると指摘する。
この動きを裏付けるかのように、ニューモントやフリーポートといった米国の金鉱企業の株価はこの数カ月で急騰しており、アッシュは「ブリオンボールトにはかつてないほど新規顧客が殺到している」と明かした。
今回の上昇の中心にあるのは、グリーンランドを「いかなる手段でも」米国領にするというトランプの発言は、それに反対する国々に制裁的な関税を課そうとしたことだと、専門家たちは本誌に語っている。
トランプは後に軍事力の使用を否定したが、アッシュは、米国が「地政学的安定の要」であるという既存秩序が、トランプが2期目の大統領に就任した昨年来、損なわれてきたと述べる。
米国の政府債務の増加に対する懸念や、2026年にFRBが追加利下げに踏み切るという観測も、他の資産の利回りを低下させ、金の相対的な魅力を高めている。





