ベネズエラ攻撃、独裁者拘束、同国を「運営」表明...トランプ大統領は「ネオコン化」か
<ネオコン化の兆し>
トランプ氏は、自身を20世紀後半の共和党の伝統的保守主義に基づく「ネオコンサバティブ(ネオコン)」の対極に立つと位置づけてきた。しかし、同氏の外交政策はネオコンとされる前任者のそれとの類似が顕著になってきている。
例えば、1983年のレーガン政権のグレナダ侵攻。当時、政権はグレナダ政府は非合法だと主張し軍事介入した。これはトランプのマドゥロ氏に関する主張と一緒だ。89年のブッシュ(父)政権でのパナマ侵攻は、麻薬密売罪で米が指名手配していた独裁者ノリエガの排除が目的だった。マドゥロ氏も米国で複数の罪で起訴されている。
第1次トランプ政権でベネズエラ特使を務め、現在はシンクタンク、外交問題評議会のシニアフェローのエリオット・エイブラムス氏は、トランプ氏はマドゥロ氏を追放することで国内で政治的リスクを冒していると考えていないと話す。「マドゥロを排除することでトランプ氏は正しいことをした。問題は、ベネズエラの民主主義支援において正しいことをするかどうかだ」と述べた。
オバマ政権(民主党)で外交政策顧問を務めたブレット・ブルーエン氏は、米国は今や複雑な移行プロセスの監督に巻き込まれる可能性があると指摘した。「この話の短いバージョンは見えない」とし、米国がベネズエラのみならずその近隣諸国に関連する新たな問題への対処も求められると指摘した。
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