ジョンベネ・ラムジー殺害事件に新展開 父「これまでで最も希望が持てる」
JonBenét Ramsey’s Father Responds to New Evidence in Case
レッドファーン署長は声明で「この凶悪犯罪について何か知っている人がいれば、いまからでも名乗り出てほしい。犯人につながる情報も、我々に連絡してほしい」と呼びかけた。
ラムジーは捜査手法として「家系図的DNA解析(IGG=Investigative Genetic Genealogy)」の導入を求めてきた。犯人のDNAと親族のデータを照合し、家系図をたどって容疑者を特定する手法だ。
「何も出なかったとしても、全力を尽くしてくれたと感謝できる。寄せられた情報をただ追うだけでは前時代的すぎる」と批判的に語っている。
地方検事のマイケル・ドハーティは12月の声明で「ジョンベネ・ラムジーの殺害は痛ましい悲劇であり、長年にわたって多くの疑念と憶測を呼んできた。DNAであれ他の証拠であれ、この事件を解決するにはさらなる材料が必要だ」と述べた。
ボルダー警察は、今後も技術の進歩に合わせて最新の手法を取り入れていく方針を示している。捜査当局は、新たな情報を持つ人物に対し、警察への通報を呼びかけている。
ラムジーも、進化するDNA技術や外部の専門知識が、真相解明につながると期待している。
なお、現在のところ新たな証拠の詳細や、再聴取された人物の名前などは公表されておらず、捜査は継続中だ。今後のDNA検査の進展や捜査の進行に伴い、新たな情報が発表される見通しだ。





