最新記事
ナイジェリア

急成長するアフリカの地方都市──衛星画像が捉えた繁栄とリスク

Satellite Images Show Dramatic Revival of Ancient African City

2025年12月4日(木)17時32分
アミール・ダフタリ(本誌記者)
ナイジェリアのベニンシティ

ナイジェリアのベニンシティ。渋滞緩和と成長のための道路再整備工事が続く(9月29日) Abadjayé Justin Sodogandji / Hans Lucas via Reuters Connect

<ナイジェリアの地方都市ベニンが、衛星モニタリングによって可視化された都市計画のモデルとして注目を集めている>

ナイジェリア南部のベニンシティでは、森林と農地が急速に都市に姿を変えている。この変化を、米国の地球観測衛星「ランドサット」が20年以上にわたって定期的に捉えてきた。

2002年にランドサット7が記録した姿と、ランドサット9による最新画像を比較すると、都市の拡大がいかに急速で広範囲に及んでいるかが鮮明になる。

newsweekjp20251204083110.png
ナイジェリア・ベニンシティの衛星画像(左:2002年、右:2025年、いずれもNASA撮影)

25年前には森林と農地に覆われていたベニンシティが、今は市街地と西アフリカ特有の赤茶色の舗装道路、さらに工場地帯へと、驚くばかりの変貌を遂げた。

1980年に人口約35万人だった同市は、人口200万人超の都市に生まれ変わった。アフリカでも最も急成長している地方都市の一つだ。

衛星画像が、こうした都市ブームの規模とスピードを捉え、アフリカ大陸全体の都市風景と暮らしがどう変化したかを可視化している。

メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ホンダ、四輪事業で特損計上し一転赤字予想 最大2兆

ビジネス

ゴールドマン、米利下げ時期予想後ずれ 中東紛争に伴

ビジネス

午後3時のドルは159円近辺、一時2カ月ぶり高値 

ワールド

中国、精製燃料輸出を禁止 中東情勢受け国内供給優先
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 3
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    「邪悪な魔女」はアメリカの歴史そのもの...歌と魔法…
  • 8
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    ホルムズ封鎖で中国動く、イランと直接協議へ
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中