分断のアメリカが生む「日常化した差別」...ムスリム市長誕生目前、再燃するアメリカの「イスラム恐怖症」
Mamdani and Islamophobia
市長選の夜、マムダニの勝利を祝福しに集まった若者たち(11月4日) ANDREA RENAULTーZUMAーREUTERS
<ムスリムの次期NY市長登場で、再び激しく盛り上がる、イスラム恐怖症というアメリカの病>
▼目次
SNSで相次ぐマムダニへの「ヘイトスピーチ」
「イスラム恐怖症」を喜んで利用する共和党
ドナルド・トランプ米大統領は11月21日、ゾーラン・マムダニ次期ニューヨーク市長をホワイトハウスに招いた。
金持ち優遇策が大好きなトランプと、民主社会主義者を自称するマムダニは、かねてからお互いを激しく批判していた。それだけに、どんな舌戦が繰り広げられるのかと、メディアも有権者も会談を興味津々で見守っていた。
ところがふたを開けてみると、2人は終始笑みを浮かべてニューヨークへの愛を語り、トランプはマムダニが「偉大な市長になる」と言い切った。
この展開に、拍子抜けを通り越して怒りを爆発させているのが、トランプの有力な支持基盤である共和党右派だ。
「ジハード(聖戦)主義の共産主義者を、大統領執務室でデスクの後ろに立たせるなんてどうかしてる」と、トランプ顧問を自負し、陰謀論者としても知られるローラ・ルーマーはX(旧ツイッター)に投稿した。
Wild to allow a jihadist communist to stand behind the President's desk in the Oval Office.
— Laura Loomer (@LauraLoomer) November 21, 2025
Sad to see. https://t.co/yQtDXvRvKC
マムダニは、アフリカのウガンダでインド人の両親の下に生まれ、子供の時、アメリカに移住した。そしてイスラム教を信仰している。これまでの活動を見る限り、ジハード主義のような過激思想とは無縁のようだが、共和党はお構いなしだ。
全米レベルでは無名に近かったマムダニが今年6月、ニューヨーク市長選に向けた民主党予備選で予想外の勝利を収めて以来、共和党の関係者やメディアの間では、イスラム恐怖症をあおる言論が急拡大している。1月1日にマムダニが市長に就任すれば、この傾向はもっとひどくなるだろう。来年は中間選挙が控えているから、なおさらだ。
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