「隠すものは何もない」トランプ姿勢一転、米下院、性的虐待めぐるエプスタイン文書公開の可決へ
トランプ大統領に関するジェフリー・エプスタイン氏のコメントを表示したビルボード。トランプ氏を「まだ吠えていない(動きを見せていない)イヌ」と表現している。11月17日、ニューヨークのタイムズスクエアで撮影。REUTERS/Mike Segar
米下院は、性的虐待罪で起訴された後に死亡した富豪ジェフリー・エプスタイン氏に関する司法省の文書公開の是非を問う採決を早ければ18日にも実施する。トランプ大統領が公開に否定的だったこれまでの姿勢を一変させ、共和党議員に賛成を呼びかけたため、可決はほぼ確実とみられている。
トランプ氏は16日、自身の交流サイト(SNS)に「下院共和党は採決でエプスタイン文書の公開に賛成すべきだ。われわれには隠すものは何もない」と投稿。トランプ氏や側近はそれまで、さらなる文書公開を阻止するため懸命に働きかけを行っていた。
ホワイトハウス高官はトランプ氏の姿勢転換について、共和党議員がエプスタイン文書に固執していることに憤慨し、党として生活費など有権者にとってより重要な問題に焦点を当てる必要があると考えたためだと述べた。
ジョンソン下院議長は文書公開を巡る採決を行えば、エプスタイン氏による性的虐待とトランプ大統領の間に何らかの関連があったという疑惑の払拭につながると指摘。採決日程はまだ確定していないと述べた。
下院で決議案が可決された場合、上院での採決を経てトランプ大統領に送付される。共和党上院トップ、スーン院内総務の事務所は決議案への対応についてコメントを控えた。
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