最新記事
テロ

道端の車が突然爆発炎上、あたりは血の海に...パキスタン首都で発生した自爆テロの衝撃映像

Pakistan Blames India for Islamabad Suicide Bombing

2025年11月13日(木)18時50分
アミラ・エルフェッキ、シェーン・クロウチャー
テロが発生した現場で消火活動に当たる消防士

テロが発生した現場で消火活動に当たる消防士 Stringer-REUTERS

<11月11日にイスラマバードの裁判所前で自爆テロが発生。シャリフ首相はインドの陰謀だと非難しているが>

パキスタンでテロが連続で発生している。

11月10日、カイバル・パクトゥンクワ州ワズィーリスターンで武装勢力が軍運営の士官学校を標的に攻撃を試み、死傷者が出た。

翌11日、イスラマバードの地方裁判所の門の前で自爆犯が警察車両の横で爆発物を起爆。少なくとも12人が死亡、27人が負傷した。AP通信によると、パキスタン・タリバンの分派であるジャマート・ウル・アフラールが犯行声明を出した。

【動画】イスラマバードで止まっていた車が突如爆発、辺り一面血の海に


これらのテロ攻撃を受け、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相は、上記2つのテロに関与したアフガニスタンのイスラム過激派グループをインドが支援していると、インドを非難した。

「インドによる卑劣な陰謀を世界が非難する時が来た」と、シャリフは息巻いた。「これら2つのテロ攻撃は、インドによる国家テロの最悪の事例だ」

パキスタンのハワジャ・アシフ国防相も、11月11日にXに「我々は戦争状態にある。パキスタン陸軍がアフガン国境地帯やバロチスタンの僻地でしか戦っていないと考える者は、今日イスラマバード地方裁判所で起きた自爆攻撃を警鐘とすべきだ。これはパキスタン全土に関わる戦いであり、陸軍は日々犠牲を払い、国民に安全をもたらしている」と投稿している。

企業経営
ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パートナーコ創設者が見出した「真の成功」の法則
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

世界の石油市場、26年は大幅な供給過剰に IEA予

ワールド

米中間選挙、民主党員の方が投票に意欲的=ロイター/

ビジネス

ユーロ圏9月の鉱工業生産、予想下回る伸び 独伊は堅

ビジネス

ECB、地政学リスク過小評価に警鐘 銀行規制緩和に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編をディズニーが中止に、5000人超の「怒りの署名活動」に発展
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    ついに開館した「大エジプト博物館」の展示内容とは…
  • 8
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 9
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 10
    「ゴミみたいな感触...」タイタニック博物館で「ある…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 6
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 7
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 8
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中