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トランプ、米朝核交渉の陰で進めていた金正恩盗聴作戦報道に「初めて聞いた」

Trump Responds to Report on Failed SEAL Team 6 North Korea Mission

2025年9月8日(月)16時52分
ピーター・エイトキン
トランプ大統領、板門店で金正恩氏と会談

トランプ大統領、板門店で金正恩氏と会談 南北軍事境界線での歴史的瞬間(2019年6月30日)  U.S. Network Pool/via REUTERS TV

<トランプ大統領は、北朝鮮と核交渉を進める一方、特殊部隊を使って金正恩の盗聴を試みていたと報道>

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、2019年に米海軍特殊部隊が北朝鮮で実施した極秘作戦が失敗に終わっていたと報じた。当時は一切公表されず、今回の報道で初めてその存在が明らかになった。

当時1期目の大統領として米朝交渉を進めていたドナルド・トランプ大統領は5日、この作戦について一切の認識を否定し、「今初めて聞いた」と答えた。

トランプは2期目に入っても北朝鮮との対話を模索してきたが、1期目ほどには相手にされていない。トランプが対話の糸口として送った書簡は拒否された。

NYTが5日に報じたところによると、極秘作戦の目的は、当時米朝が行っていた高レベルの核交渉を有利に進めるため、盗聴器を設置して金正恩総書記の通信を傍受することだった。

NYTによれば、特殊部隊は北朝鮮沿岸に近づいたが、上陸途中で船が現れ、水面を捜索し始めた。部隊は発覚を恐れてその船に発砲して乗員を全員殺害。最終的に盗聴器の設置には至らず、任務は失敗に終わったとされる。

極秘作戦の性質から、トランプの事前承認が必要だったとNYTは伝えている。

ホワイトハウスの執務室で開かれた記者会見でこの件を問われたトランプは、「何も知らない」と答えた。「確認しないといけないが、何も知らない。今初めて聞いた」と繰り返した。

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