バングラデシュの悪夢──ハシナ政権の崩壊後1年、軍と過激派が支配し経済も破綻の危機
A SOUTH ASIAN TIME BOMB
バングラデシュで昨年7月に起きた革命の直後、人々は体制の崩壊を祝っていたが… zakir1346 -shutterstock-
<幻想は、ムハマド・ユヌスの登場でさらに広がった...ハシナ前首相の失脚から1年。民主化への期待は裏切られ、バングラデシュは軍とイスラム過激派の連合が支配する無法状態に陥った>
バングラデシュは昨年夏のハシナ政権の崩壊から1年を経て、大混乱に陥っている。経済は危機的な状況にあり、イスラム過激派が勢力を拡大。若者の過激化が進み、無法状態が広がり、宗教・民族的少数派は追い詰められている。この国の将来が今ほど暗く見えたことはない。
強権を振るった「鉄の女」ハシナ前首相がインドに脱出せざるを得なくなったとき、多くの国民は民主化への移行に期待をかけた。多数の死者を出した騒乱を経たとはいえ、これは学生主導の蜂起が政権を倒したのだと理解することもできた。
しかし、実態は違う。ハシナの排除には、彼女の下で影響力をそがれたことにいら立っていた軍部が決定的な役割を担っていた。同じく学生たちに力を貸したイスラム主義勢力も、ハシナの世俗的な支配の下で政治的に周縁に追いやられていた状況を終わらせる好機と見なした。
ハシナ失脚に伴う幻想は、ムハマド・ユヌスの登場でさらに広がった。
彼は貧困層に低利・無担保で少額の融資を行うグラミン銀行を創設し、2006年にノーベル平和賞を受賞した人物。ハシナ失脚を受けて発足した暫定政権の首席顧問にユヌスが就任したことで期待が高まったものの、それも幻想にすぎなかった。ユヌスの起用には、西側諸国の政治的思惑が絡んでいたことも明らかになっている。
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