約束だけのロシア、結果を出す中国...キューバが「中国依存」を強める背景とは?

6月30日、 キューバの首都ハバナから内陸へ、でこぼこ道を何時間も走ったところにある小さな町ハティボニコには、19世紀後半を思わせる生活が残っている。ハティボニコで5月撮影(2025年 ロイター/Norlys Perez)
キューバの首都ハバナから内陸へ、でこぼこ道を何時間も走ったところにある小さな町ハティボニコには、19世紀後半を思わせる生活が残っている。道には馬車が行き交い、昼夜を問わず停電していることが多い。
国内最大でかつて最大2000人が働いていたこの町の製糖工場は老朽化し、必要な部品や電力、燃料の不足で稼働していない。
2年前、ロシア企業プログレス・アグロはこの工場を再建するため、機械や肥料、ノウハウを輸入すると発表した。
「(ロシア人は)いつ来るんだろう。みんなそればかり話している」と、今もこの工場で働く数少ない保守作業員の1人、カルロス・ティラード・ピノさん(58)は話した。
一方、街はずれの人目につかない場所では、3台のブルドーザーが放棄されたサトウキビ畑の土地をならし、太陽光発電所の設置準備を進めている。発電所は、21メガワット(MW)の電力を供給できる、今年キューバ全土で中国が資金援助する同規模の太陽光発電所55カ所のうちの1つだ。
キューバは切実に支援を必要としている。食料や燃料、医薬品の不足に加え、長時間にわたる過酷な停電、観光業と輸出の急落、そして第2次トランプ政権下での米国の新たな制裁措置が相まって、キューバ経済は壊滅的な打撃を受けている。
ロイターがさまざまな現場を取材したところ、ロシアが約束した支援策の多くが立ち消えになった一方で、中国が密かにその穴を埋め、絶好のタイミングでキューバ経済の支援を目的とした複数のプロジェクトを推進している状況が明らかになった。
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