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ウクライナ戦争

爆破されたHIMARSから激しい炎と黒煙、ロシア軍FPVドローンに破壊された「初の事例」か...激突シーン記録の衝撃映像

Russian Drones Strike Ukraine's HIMARS Launcher In War's First: Video

2025年5月7日(水)20時20分
イザベル・バンブルーゲン

ウクライナは複数の前線、特に大部分がロシアの占領下にあるドネツク州とルハンスク州にHIMARSを配備している。

アメリカは開戦以来、ウクライナに少なくとも39基のHIMARSを供与しており、ウクライナがロシアの軍事資産に大損害を与えることを可能にしたと評価されている。

ロシアは2024年8月、アンドレイ・ベロウソフ(Andrey Belousov)国防相の指示の下、ドローン戦を専門とする部隊を立ち上げた。ロシア国防省によれば、ロシア軍のドローン専門家から精鋭を選出し、高度な技能を持つ教官を養成しているという。

ドネツク州での戦闘はさらに激化すると予想される。ロシア軍がこの地域の完全な支配を引き続き目指しているためだ。

一方、ロシア政府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は5月6日、計画通りに3日間の停戦(5月8日から11日まで)を実施する意向だと述べた。ただし、ペスコフは「ウクライナが停戦を実行せず、われわれの拠点や施設への攻撃を続けた場合、直ちに適切な対応をとる」と警告している。

(翻訳:ガリレオ)

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