最新記事
ネットで話題

ゴミの中、ひとりで助けを待っていた犬...ソファの下で見せた「生きたい」叫び

Tears As Rescuers Find Stray Dog 'Discarded As Trash' Pinned Under Couch

2025年4月28日(月)21時00分
リズ・オコンネル
ゴミと一緒に、ひとりで耐えていた犬...ソファの下から救い出された奇跡 draxandcompany-TikTok

ゴミと一緒に、ひとりで耐えていた犬...ソファの下から救い出された奇跡 draxandcompany-TikTok

<誰にも気づかれず、ゴミの山の中、ひとりで必死に生きようとしていた犬。「あと少し発見が遅れていたら手遅れだったかもしれない」>

ソファの下、ゴミの山に押しつぶされるようにして横たわっていた1匹の犬の救助動画が、人々の心を打っている。

ヒューストンを拠点とする動物保護団体コリドー・レスキューのボランティア、ジャネル・ミッチェルさんとその息子ロビーさんは、地元住民から「ゴミの中に2日ほど放置されている犬がいる」との連絡を受けた。

【動画】ひとり、ゴミの中で捨てられた犬...ソファの下で見せた最後の希望

この地域は「コリドー・オブ・クルエルティ(残酷の回廊)」と呼ばれ、14平方マイルにもわたって犬が遺棄され、野良犬としてさまよっているとされるエリアだ。

ゴミの中、ソファの下で、必死に助けを求めていた犬

現場に向かった母子は、白い犬を発見。頭と前脚だけを外に伸ばし、半ば意識を失ったような姿だった。
下半身は、ボロボロになったソファの下に押し込まれ、ゴミにまみれていた。犬の周りにはハエが群がり、犬はかすかに吠えて助けを求めていたという。

救助の様子は記録され、後にボランティア仲間のTikTokアカウント(@draxandcompany)で4月2日に公開された。

ソファの下から引き出された犬は、肋骨が浮き出て顔もこけ落ちるほど衰弱していた。動画を投稿したボランティアによると、犬は「重度の栄養失調状態」で、体重はわずか40ポンド(約18キロ)しかなかったという。

投資
「FXで長期投資」という投資の新たな選択肢 トライオートFX「世界通貨セレクト」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

過度な為替変動に警戒、リスク監視が重要=加藤財務相

ワールド

アングル:ベトナムで対中感情が軟化、SNSの影響強

ビジネス

S&P、フランスを「Aプラス」に格下げ 財政再建遅

ワールド

中国により厳格な姿勢を、米財務長官がIMFと世銀に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 2
    日本で外国人から生まれた子どもが過去最多に──人口減少を補うか
  • 3
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 4
    「認知のゆがみ」とは何なのか...あなたはどのタイプ…
  • 5
    大学生が「第3の労働力」に...物価高でバイト率、過…
  • 6
    【クイズ】世界で2番目に「金の産出量」が多い国は?
  • 7
    【クイズ】サッカー男子日本代表...FIFAランキングの…
  • 8
    疲れたとき「心身ともにゆっくり休む」は逆効果?...…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「リンゴの生産量」が多い国…
  • 10
    ビーチを楽しむ観光客のもとにサメの大群...ショッキ…
  • 1
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 2
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ海で「中国J-16」 vs 「ステルス機」
  • 3
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由とは?
  • 4
    フィリピンで相次ぐ大地震...日本ではあまり報道され…
  • 5
    ベゾス妻 vs C・ロナウド婚約者、バチバチ「指輪対決…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 8
    時代に逆行するトランプのエネルギー政策が、アメリ…
  • 9
    「中国のビットコイン女王」が英国で有罪...押収され…
  • 10
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 3
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 4
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 5
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 6
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 7
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 8
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 9
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 10
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中