ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドローン攻撃」、逃げ惑う従業員たち...映像公開
Ukraine Strikes Drone Factory 655 Miles Into Russia
ウクライナ軍は飛行距離3000キロの新型ドローン投入へ
参謀本部は、「目標地域で命中と爆発が確認された」と述べ、被害状況を評価中であると説明した。さらに、「今回の攻撃は、ウクライナとウクライナ市民に対するロシアの侵略とテロを支援するために使用されている戦略的軍事拠点に対する正当な反撃である」と主張した。
ロシアの独立系メディア「アストラ」は、ウクライナによる長距離ドローンがエラブガを攻撃したと伝え、ドローンが撃墜される様子だとする映像を公開した。逆に工場が攻撃を受けて炎上する様子だとする映像も拡散されているが、本誌はこれらが撮影された場所や日時を確認できていない。テレグラムのチャンネルは、同地域にドローン工場があると指摘している。
ウクライナはロシアへの越境攻撃を続けており、昨年8月には、国境から約2000キロ離れたロシアのムルマンスク州にあるオレニャ空軍基地をドローンで攻撃した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3月、同国軍が飛行距離3000キロの新型ドローンのテストを行ったと発表した。戦場に投入される時期は不明だが、ゼレンスキーはこの新型ドローンについて、「我が国の安全保障に役立つ長距離兵器」の1つであると述べた。
一方、ドナルド・トランプ米大統領は、戦争終結に向けた和平交渉を仲介しようとしているが、ロシアとウクライナは互いに受け入れ可能な条件を見出せていない。

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