トランプ大統領との関係を修復したウクライナ...「停戦合意」も根本は未解決
しかし、ウクライナ政府に近い消息筋によると、協議後のゼレンスキー陣営の雰囲気は前向きで、ロシアが停戦提案に不意を突かれたとの感触だったという。この消息筋は「これはチェスにおける強力な王手だ」と述べた。
匿名を条件に取材に応じた元ウクライナ高官の安全保障関係者は和平プロセスについて、ここまでの展開は予測した通りだと語った。「しかし、おそらくロシアはこの合意を破綻させるだろうし、その際の米国の反応を見極める必要がある」と指摘。「ロシアが挑発的な行動を取り、トランプ氏を怒らせるかもしれない。そしてその時にこそ強力な軍事支援を手に入れるチャンスが生まれる」と述べた。


アマゾンに飛びます
2025年5月6日/13日号(4月30日発売)は「英語で学ぶ 国際ニュース超入門」特集。トランプ2.0/関税大戦争/ウクライナ和平/中国・台湾有事/北朝鮮/韓国新大統領……etc.
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら