ロシアのレシェトニコフ経済相は17日、高金利とインフレの影響でさまざまな部門で売上高と受注が減少しているとし、ロシア経済は冷え込みの最初の兆候を示していると述べた。インタファクス通信が報じた。

ロイターが数日前に入手した、ロシア政府の内部文書によると、ロシア経済が直面するリスクの上位として、原油価格の下落、予算の制約、企業の不良債権の増加などが挙げられていた。

 

レシェトニコフ氏は「現在、経済が冷え込む最初の兆しが見えている」とし「(昨年)11月、特に12月の結果を見ると、既に成長の勢いが失われていることが分かる」と語った。

「食品産業、化学産業、木材生産、機械製造の一部など、多くの産業でペースが落ちており、企業からの受注量も減少している」と指摘。「その顕著な例が自動車市場で、乗用車、特に特殊機械や農業機械の売り上げが、高いローン金利の影響で減少している」と述べた。

その上で「インフレ抑制と経済成長のバランスを考えている」と述べ、金融政策と財政政策を連携させるため、中央銀行や財務省と協力していると説明した。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
種からサプリメントまで…有機農場と最新ラボが体現する、均一な品質を保つ「ものづくり」の現場
種からサプリメントまで…有機農場と最新ラボが体現する、均一な品質を保つ「ものづくり」の現場
PR
ニューズウィーク日本版 進化する世界の鉄道
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。

鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます