「宇宙支配」を狙う中国の「静かなる第一歩」がチリで始動、大量の「ミニ中国」を南米に作る真の目的は?
CHINA’S SPACE LEAP
アタカマ砂漠の望遠鏡 LUCAS AGUAYO ARAOSーANADOLU AGENCY/GETTY IMAGES
<軍事・民間研究で「宇宙強国」を目指す習近平政権。建国100周年の2049年までには「中国を世界の頂点」にすることを目標に着々と開発を進めている──(独自調査)>
世界最強の宇宙大国になるという中国の野望が、月や惑星、そして南米チリのアタカマ砂漠(Atacama Desert)にまで及ぼうとしている。
砂漠といっても赤茶色の岩だらけで、アンデス山脈に近い標高2000メートルの高地だが、中国はそこに天文台を建設して、地球を周回する衛星や宇宙ステーションを観察したり、新しい星を見つけたりしようとしている。
それだけではない。この天文台は、中国の軍事目的での宇宙開発を支える場所にもなりそうだ。
中国はここ数十年で、アメリカの目と鼻の先にあるカリブ海の島々から、いてつく北極圏まで、世界中にプレゼンスを確立してきた。
中国の貨物船や軍艦にとって補給基地となる港湾は世界各地に建設されているし、中国共産党とつながりのある組織は、太平洋の小島から、アメリカの地方都市にまで進出している。
中国の習近平(シー・チンピン)国家主席は、今世紀半ばまでに中国を抜きんでた大国にすること、そして新しい国際秩序を確立することを公然と目標に掲げてきた。チリのベンタロネス天文台(Cerro Ventarrones)は、こうした目標を実現するための拠点の1つにすぎないだろう。
かねてから中国は、自らに背を向ける台湾を少しずつ締め上げて獲得しようとする「アナコンダ戦略」を取ってきた。そして今、台湾以外の領域でもその手法を取ろうとしている。
とりわけ近年の世界的な影響力拡大は、国防と科学研究、そしてビジネスが連携して中国共産党のために動く仕組みが確立したことで、一段と明白になってきた。
なかでも宇宙開発でアメリカに対して優位に立てば、携帯電話から金融、そしてミサイル誘導まで、地上での活動に決定的な影響を与えることができる。
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