最新記事

事件

あまりに非道... 鉄条網越しに犬を放り投げ、捨て去る男

2023年1月9日(月)07時50分
若道いつき
ピットブル

(写真はイメージです) BiancaGrueneberg-iStock

<保護された犬のマイクロチップから飼い主は特定されたが......>

先月15日、カリフォルニア州リバーサイド郡にある携帯電話の中継塔で、男がフェンス越しに犬を放り投げて去っていく衝撃的な映像が記録された。

【動画】鉄条網越しに犬を放り投げ、捨て去る男

投げられた際、レーザーワイヤーの鉄条網に引っ掛かっているのも確認できる。約2時間後にメンテナンス作業員によって発見された8歳のオスのピットブルミックスはその後、ジュロッパ・バレーにあるアニマルシェルターに保護された。

リバーサイド郡動物管理局(RDAS)の広報担当によれば、保護された犬にはマイクロチップが装着されており、飼い主が特定されたものの、男は登録されたテメキュラの住所には住んでおらず、電話番号も着信を受け付けないという。

記録では犬の名前は「KO」、ロバート・ルイス・ジュニア(30)が飼い主となっている。当局は、故意による遺棄の容疑で男の逮捕状を求めている。

なお、施設の職員によって「ケン」と新たに名付けられたこのピットブルの健康状態は良好で、すでに里親が見つかったという。アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)によると、毎年約310万匹の犬が動物保護施設に保護され、このうち推定200万匹が里親に引き取られている。

ニューズウィーク日本版 Newsweek Exclusive 昭和100年
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年8月12日/19日号(8月5日発売)は「Newsweek Exclusive 昭和100年」特集。現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

中国やパキスタンなどの「傭兵」が戦闘、ウ北東部=ゼ

ビジネス

米製造業新規受注、6月は前月比4.8%減 航空機受

ワールド

対インド関税「大幅に引き上げる」、トランプ氏警告 

ビジネス

米テスラ、マスクCEOに290億ドル相当の株式付与
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザベス女王の「表情の違い」が大きな話題に
  • 4
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 5
    【クイズ】1位はアメリカ...世界で2番目に「原子力事…
  • 6
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 7
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 8
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 9
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 10
    すでに日英は事実上の「同盟関係」にある...イギリス…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 5
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 6
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 7
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 8
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 9
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 10
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザ…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 7
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 10
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中