最新記事

セレブリティー

ジェニファー・ローレンス「ワインスティーンと寝た」?

Jennifer Lawrence Addresses Rumor She 'F******' Harvey Weinstein

2022年9月8日(木)11時25分
シャノン・パワー

ワインスティーンは女性を口説くとき「ジェニファーは俺と寝たからオスカーが獲れた」と言っていた(写真は2018年のアカデミー賞授賞式) REUTERS

<ヴォーグ誌のインタビューに登場したローレンスが、ハリウッドの大物で多くの女性への性犯罪で有罪判決を受けたハービー・ワインスティーンとの関係について語った>

オスカー女優ジェニファー・ローレンス(32)が改めて、悪名高い映画界の大物ハービー・ワインスティーンと性的な関係があったという噂について語った。

きっかけとなったのは、ヴォーグ誌の人気シリーズ「73の質問」というインタビュー。初めて登場したローレンスは、ブルックリンのウィリアムズバーグでミニゴルフを楽しみながら、出産やロバート・デ・ニーロ、一緒に仕事をしたい監督についての質問などに答えた。

そのなかに、ローレンスが特に躊躇なく、明確に答えた質問があった。

「今までの自分に関する報道のなかで、最も奇妙だったことは?」と、インタビュアーがローレンスに尋ねたときのことだ。

ローレンスは一瞬、間を置き、決然と答えた「私がハーヴェイ・ワインスティーンとセックスしたという話ね」

【動画】ジェニファー・ローレンス、表の顔と裏の顔

ローレンスがワインスティーンと寝た、という噂について公の場で話すのは、これが初めてではない。

2018年にある女性がワインスティーンを性的暴行で訴えた訴訟で、ワインスティーンはローレンスと寝た、そのおかげで彼女は女優として成功したと自慢したと、告発した女性は主張した。

ローレンスは2012年の映画『世界にひとつのプレイブック』でワインスティーン・カンパニーと仕事をし、この映画でアカデミー賞を受賞した。

「自分には親切だった」

被害を訴えた女性は法廷でこう証言した。ワインスティーンはオーラルセックスを強要し、彼女が拒否すると、ローレンスと寝た話をした、と。

「君も女優になりたいのか?」と、ワインスティーンは女性に言ったという。「俺はジェニファー・ローレンスと寝た。彼女が今、どうなったか見てみろ。オスカーを受賞したところだ」。

ローレンスはその後、ワインスティーンとは「仕事上の関係」だったと断言した。それはメリル・ストリープらと共に、2018年の裁判でワインスティーン側の弁護士がとった戦術を非難したときのことだった。

6人の女性が起こした集団訴訟で、弁護士は、以前ワインスティーンを支持する声明を出したことがあるハリウッドの有名女性数人を名指しして、訴訟の進行を止めようとした。

訴訟記録によれば、弁護士は「ジェニファー・ローレンスは、オプラ・ウィンフリーに、ワインスティーンとは20歳の頃からの知り合いで、自分には親切だったと語った」「メリル・ストリープは、ワインスティーンは仕事上の関係において、常に自分に敬意を払っていたと公言した」と名前を挙げた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ECB、政策の柔軟性維持すべき 不確実性高い=独連

ワールド

韓国、対米通商交渉で作業部会立ち上げ 戦略立案へ

ビジネス

日経平均は反発、円安を好感 半導体株高も支え

ビジネス

村田製作所、マイクロ一次電池事業をマクセルに80億
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    若者に大不評の「あの絵文字」...30代以上にはお馴染…
  • 7
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 10
    構想40年「コッポラの暴走」と話題沸騰...映画『メガ…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 5
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 9
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中