最新記事

アメリカ政治

トランプ「大統領に返り咲いたら議会襲撃犯に恩赦」

2022年1月31日(月)10時32分
トランプ前大統領の集会

トランプ前米大統領は自身が2024年の大統領選に出馬して返り咲きを果たした場合、昨年1月の連邦議会襲撃事件に絡み刑事訴追された支持者らを恩赦すると表明した。29日の集会で撮影(2022年 ロイター/Go Nakamura)

トランプ前米大統領は29日、自身が2024年の大統領選に出馬して返り咲きを果たした場合、昨年1月の連邦議会襲撃事件に絡み刑事訴追された支持者らを恩赦すると表明した。南部テキサス州コンローで開いた集会で語った。

トランプ氏は集会で「多くの人に頼まれていることだが、もし私が(次期大統領選に)出馬して勝利を収めたら、(昨年)1月6日の(襲撃で訴追された)人々を公正に取り扱う」と主張。「申し立てがあれば恩赦を施す。彼らはとても不公正に扱われているからだ」と述べた。

事件では、20年11月の大統領選での敗北が不正によるものだとするトランプ氏の訴えに共鳴した支持者ら数千人が議会を襲撃。警備に当たっていた警官のうち1人が死亡、約140人が負傷したほか、4人が事件後に自殺した。襲撃に加わったとして、これまでに700人以上が訴追されている。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・コロナ感染で男性器の「サイズが縮小」との報告が相次ぐ、「一生このまま」と医師
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
・日本のコロナ療養が羨ましい!無料で大量の食料支援に感動の声
・コーギー犬をバールで殺害 中国当局がコロナ対策で...批判噴出


ニューズウィーク日本版 コメ高騰の真犯人
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年6月24日号(6月17日発売)は「コメ高騰の真犯人」特集。なぜコメの価格は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン外相「報復の選択肢検討」 ホルムズ海峡封鎖が

ワールド

イラン議会がホルムズ海峡封鎖承認と報道、最高評議会

ワールド

イラン核施設3カ所に甚大被害と米国防総省、「体制転

ワールド

ロシアと中国、米のイラン攻撃を強く非難 対話呼びか
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:コメ高騰の真犯人
特集:コメ高騰の真犯人
2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 7
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 8
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 9
    全ての生物は「光」を放っていることが判明...死ねば…
  • 10
    イランとイスラエルの戦争、米国より中国の「ダメー…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中